レコーディングの最難関、ドラムの録音!

オーディション情報

生ドラムを録音する

 音源を作る際にまず一番最初に録音・レコーディングするのがドラムになります。ドラムは楽曲の基礎になりますからね。

 打ち込みドラムならPC上でシコシコ作業すれば良いのですが、生ドラムをレコーディングしようと思うと結構大変です。僕も最初は何をどうしたら良いのかチンプンカンプンでした。

 ここでは、そんなチンプンカンプンだった僕が、実際に経験しながら、色々と情報を収集しながら確立していったドラムのレコーディング・録音方法をご紹介します。はっきり言って我流なので、これで上手くいかなくても文句はナッシング!

録音する機器、オケの準備

ドラムはスタジオで録音  ドラムはスタジオで録音しますので、MTR等の録音する機器が必要になります。僕の場合はハードディスクレコーダー(HDR)を持ち込みます。

 で、HDRには予めクリック音やドラム以外のパートを仮録音しておきます。ドラマーにはこのオケを聴きながら叩いてもらいます。

 最初の頃はクリック音を流すだけで、ドラマーに曲を想像しながら叩いてもらっていました(汗)。結構ムチャ振りですよね。この方法だと曲の構成を間違えたりドラマーが感情(抑揚)を入れにくかったりと問題がありました。そこで他のパートを入れておくことで、以前よりスムーズに録音作業を進めることができるようになりました(事前準備は大変ですがね)。


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スタジオのミキサーを利用する

 僕の持っているHDRは入力端子が2つしかありません(涙)。これではドラムの録音に支障をきたします。

 そこでスタジオのミキサーを利用します。マイクは直接HDRではなく、まずミキサーに挿します。で、ミキサーの出力のL・RをHDRの入力に挿すのです。これで入力端子の数が足りなくてもOK牧場!!

ドラム録音の最大のポイント:マイクの立て方

 やはりドラム録音で大変なのはマイクの立て方です。プロの現場、ライブ等でのドラムを見ると無数のマイクが立てられております。

 僕も最初はライブで見かけるような状態を再現しようと試みました。バスドラに1本、スネアに1本、ハイハットに1本、シンバルに1本ずつで合計5本。で、そのマイクをスタジオのミキサーに挿してバランスを調整するのですが・・・

 もうワケがわからなくなりました(涙)。やはり素人ではこれらのバランスを取ることは難しく、この作業だけで大部分の時間を使ってしまいました。

 そこで僕はマイクの本数を減らしました。高望みはせずに自分のできる範囲での録音を心掛けたのです。

 まず、バスドラに1本。ドラム全体の音を拾うように2本立てます(※図を参照)。

ドラム録音のマイクの立て方

■マイク1
 ・・・バスドラ用のマイク。マイクの頭を5cmくらい穴に突っ込みます、この辺は感覚でやって下さい(丸投げ)。で、ミキサーのPANはセンターで。

■マイク2
 ・・・全体用(L)のマイク。ドラムセットから1〜1.5mくらい離して、シンバルの上くらいの高さから左側を狙います。ミキサーのPANは左(L)に完全に振ります。

■マイク3
 ・・・全体用(R)のマイク。マイク2と同じように、今度は右側を狙います。ミキサーのPANは右(R)に完全に振ります。

あとはミキサーでEQ・音量の調整をして、HDRに入力します。この方法ならマイクをたくさん立てるよりもやり易いと思います。

※これは一つの参考に過ぎません。マイクの高さ・向きなどを色々変えてみて、自分の好みのセッティングにして下さいね。

あとはドラマーにお任せ

 セッティングが完了したら後はドラマーに全てを託します。ドラマーにヘッドフォンをしてもらって、オケとクリックを流します。クリックが聞こえにくい場合は、PANで左右に振ってみたり、EQで高音域を上げる等で対処します。

 ドラムはヴォーカルやギターのように「Aメロだけ、サビだけ」と部分的に録音するのは難しいので、一気に叩いてもらうしかありません!ブレイクがあればそこまでは一気にって感じです。もう、「頑張れドラマー!」としか言えません。

 レコーディングは根気のいる作業でございます。