三都物語 ~そして神戸へ~

きのう きょう あ~す♪
かわりゆく わ~たし~♪♪
ということで、神戸に行ってきました。
サッカー部仲間の結婚式でした。いやぁ、月日の流れを感じるなぁ。
神戸までは深夜バスでいきました。
僕は一人旅をするようなアクティブな人間ではないので、深夜バスとかほとんど乗ったことがなかったとです。本当は新幹線で鼻歌を歌いながら行きたかったんですけど、いかんせんお金がねぇ・・・そこでお安い深夜バスをチョイスしたのです。
神戸まで9時間の道のり。
そして隣に座ったおっさんが若干臭い。「旅は道連れ」というがこのおっさんはお断りだ。慣れない長距離バス移動で寝たのかどうだか分からないまま神戸へ到着。ボロ雑巾のようになった僕は朝7時人通りもまばらな神戸で途方に暮れるのであった。
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↑↑すっかりおっさんの体臭にも慣れ、自分が誰で何を主食にしているのかを忘れてしまっている状態
親友の晴れの舞台にこんな「昭和枯れすすき」のような状態で登場するわけにはいかない。そう思った僕は風呂に入ろうと決意し、小雨の降る神戸の街を散策する。そこでスパらしき施設を発見する。しかし若干怪しい・・・
「いやらしいお店だったらどうしよう、、」
「ま、それならそれでいいか、、」
「いやいや!良くないでしょ!!」
そんな禅問答を繰り返しながら僕は店に突入した。
いたって普通のスパでした(゚ー゚)/。お風呂は疲れた僕の体を十分に癒してくれました。そしてスーツに着替え身だしなみを整えて、僕は都会のオアシスを後にした。
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↑↑風呂に入ってリフレッシュし、自分が誰で何を主食にしているのかを思い出した状態
いざ式場へ。
時間があったのでとちゅうで「うどん」を食べる。関西だしで美味しかった。
最寄駅で自分の未来はどこにあるのか迷っていると、通りの向こうから声をかけられる。
「なる~☆」
いやぁ、いよいよ僕の名前も神戸まで知られるようになったか。僕は満面の笑みで声のする方向に目を向けた。そこには僕の登場を待ちわびた女子校生ではなく、もうすぐ加齢臭が漂ってきそうな三重のサッカー部連中が手を振っていた(*゚ー゚)ヒサシブリヤネ
そこから仲間と式場へ。
結婚式がスタートした。普段はおちゃらけている新郎もこの日ばかりは緊張しているようだ。それにしても三重県連中は騒がしい「神父の顔がおもろい」とか「あの娘が可愛い」とか、、相変わらずやね。もう三十路なのにね、みんなが集まると子供時代に戻ってしまうのだろうか。披露宴が始まると、式場を居酒屋と勘違いした僕らはガンガン飲みまくる。食いまくる。そして声がデカイ。
式のイベントの一つに新郎のブーケトスがあった。副賞は神戸牛!神戸の空に舞うブーケ!そこに群がる男達。ブーケを手にしたのは・・・
「獲ったどぉー!!」
僕の歓喜の雄叫びがモダンな街に響き渡った。やったよ、父さん。そして式はエンディングへ、親友も最後の挨拶でグッときていた。「いつまでもお幸せに」、そう祈る僕の右手には神戸牛の目録がしっかりと握られていた。
二次会がスタート。結婚式の二次会といっても特に段取りが決まっているわけではなかった。知らない者同士が集まったので少し硬い雰囲気になっていた。そこで活躍したのは三重県連中だった。仕切り役を立てて参加者に自己紹介してもらったり、新郎新婦への質問タイムを設けたり。
「他のみんなが質問するまで、俺達がガンガン質問しようや」
そう言って、三重県連中は次から次へと質問をする、無論僕も。少しでも楽しい二次会にしようと皆必死で盛り上げようとしていた。子供みたいな連中だけれども、ナンダカンダ言ってみんな「いいやつ」なのだ。みんなと友達で良かったと改めて感謝しつつ、僕は一足先に帰路にたった。
帰りは新幹線。これでゆっくり眠れる。
そう思った僕の隣には饒舌な男二人。おかげで全然眠れなかった(涙)。
ボロ雑巾のような状態で東京駅に降り立った僕は、自分が誰で何を主食にしているのかを忘れてしまっても、二人を祝福する仲間の「笑顔」と二人の幸せそうな「笑顔」は忘れてはいなかった。
お幸せに♪
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