2003.09.07 渋谷GIG-ANTIC  『SYNERGY POWER vol.3』
ザッパー、ザッパー、ザッパー!!
やって来ました、“シナジーパワー2003”。
今回の舞台は渋谷GIG-ANTICであります!!
第三回目を迎えたシナジー、今回も総帥“わくちん”大活躍であります。
今回の出演バンドは、
遊吟・Propella-Shaft・HI-SOFT・そら壱・0100E・H-kid's、
ん?、、H-kid's!?
7年間練習のみをやり続けていた伝説のあのバンドが、、要チェックです!!
今回もイカシタバンドが目白押しで目が離せないのよっ!!

渋谷はビミョーな天気である。
僕は一番乗りでライブハウスに着いてしまった。
時間に少しルーズなくらいがミュージシャンぽいが、現実は違うのだ。
時間厳守。どの世界でも同じである。
と言いつつもリーマン時代は寝坊キングだったのだ、、って、だめじゃん!
と、一人ノリツッコミをしている間に、続々と仲間たちが集まってきた。

リハが始まった、まずはH-kid'sからだ。
どんなバンドか楽しみだ、、って、俺メンバーじゃん!!
そ~なんです、何を隠そう僕はH-kid'sのメンバーなのです。
20歳の時に僕が初めて組んだバンドで、“わくちん”がボスなのだ!
最初はギター二人だけ、僕は初心者でそれはそれは下手くそだったなぁ~。 それでもバンドが楽しくてねぇ~、「水を得た魚」っちゅ~か、、
H-kid'sがあったから今の僕があると言っても過言ではないのだ!!
月日は流れメンバーも入れ替わり、今日めでたく初ライブを迎えたのだ!母さんっ、赤飯!!
布袋のコピーとオリジナルをやるのだ、オリジナルは“わくちん”が作っているのだ。
僕も作ってと頼まれるのだが、、
“そら壱”でいっぱいいっぱいだったりする(苦笑)。

遠路はるばる浜松から“0100E”が無事到着し、全てのリハが終了した。
今回“そら壱”は初の音源を配布するのです!!おおぉぉ~!!
収録曲は“Fly”と“必要十分条件”。
必要十分条件”に至っては二度もレコしたのだ。
鬼のような強行スケジュールでレコーディングしたので、メンバーには色々と無理をさせてしまった。
しかも完成したのが前日の夜中で、完成曲を聴いているのは僕だけなのだ!
え~この場をお借りしまして、、
レコのノウハウを伝授してくれた“さんべっち@遊吟”、
ジャケットをデザインしてくれた“HI☆ROCK”、ありがとうございました!謝謝!!
今後も気合でCDを作っていきたいと思いますんで、よろしくお願いします。

シナジースタートの時間が近くなってきた。
例によって僕はオープニングMCがあるので、今回の相方の“モリシタくん@0100E”と打ち合わせをした。
“わくちん”曰く出囃子に布袋の曲を流すらしい、考えてるねぇ~。
「そろそろお願いしま~す。」とスタッフさんの声。

「おしっ、いっちょ頑張りますかっ!!」

布袋のギターに合わせて僕と“モリシタくん”が登場する。
“モリシタくん”はとても流暢にMCをこなす、素晴らしい!
何度かパスをもらったが良いシュートは打てなかった、、うぅ(涙)。
しかしながら、“モリシタくん”のおかげで無事大役を果たすことができた。

一番手は“遊吟”。
最近パーマをかけて大人の魅力満載の“りえちゃん(唄)”と、
気合の赤Tで男の魅力満載の“さんべっち(鍵盤)”と、
疾風のように現れて、疾風のように去っていく予定の“コバヤシくん(ドラム)”の3人組である。
最近ドラムが加わったのだが、今日が最後らしい。
残念だ、、“コバヤシくん”はすごく良い人なのに。しっかり目に焼き付けておこっと。
“遊吟”は精力的にライブを重ねているので、その実力も上がっているのだ。
しかも今回はカヴァーがあるのだ。チャゲアスの“LOVE SONG”である。
この曲では何と“さんべっち”コーラスがあり、照れつつコーラスする姿が微笑ましかった。
“遊吟”にはいつも癒されている、きっとマイナスイオンが出てるんだな。

二番手は“Propella-Shaft”。
僕らの呼び掛けに応えてくれ、今回のシナジーに参加してくれたのだ!
感激っす!恐縮っす!目からウロコっす!!
ステージのパワフルさは凄い、そしてかっちょ良い!!
“白石さん”のモノマネのフリに戸惑う“大将さん”が素敵だった。
演奏中は水面下でPAさんと格闘していたらしく、音量を上げに上げていたらしい。
リハでも納得がいかない感じだったからなぁ、、
でも、そんな格闘している事を僕らには感じさせなかった、さすがっす!
そして、プロペライブは終始盛況のうちに終了した。
また、参加してやって下さ~い。

三番手は“HI-SOFT”。
お初にお目にかかるバンドである。“0100E”のお友達のようだ。
スリーピースのガールズバンドである、いいねぇ~。
ギターさんはレスポールを使っている、前回に引き続きレスポール祭りである。
独特の世界観があって、楽曲も面白い。
ドラムも女の子でありながらなかなかパワフルだ、負けるな“あゆっち”!!

四番手は“そら壱”。はい、ど~も。
前回のライブから期間が短かった為、あんまり曲が変わってないのだ(ごめんなさい)。
シナジーvol.2では“暴れん坊将軍”を一曲目にやったので、今回は“水戸黄門”にしてみました。
これが結構難しくて、大事な練習時間の大部分をこれに費やしたのだ(それで良いのか?)。
何とか“水戸黄門”をこなし、得意の「シナジーパワー!」と叫ぶ事ができた。
次はテーマソングの“目指す男”である。居酒屋で言うところの“枝豆”である。
MCをはさんで、“マイナスプラス→必要十分条件”でハッスル!!
次は“たくや”のMCコーナーだ。今回で2回目だ。
慣れたもので流暢にライブの告知からCDの宣伝までしてくれた。俺の話のネタが、、
“たくや”は結構喋るのだ。
女性陣はライブで話す事が苦手みたいだが、“たくや”は得意なようだ。
僕の予想よりも長かった“たくや”MCの後は、CDのA面“Fly”である。
魂の叫びで歌い上げた後は、“STAY(メンバー紹介付)”である。
その前のMCで“ウチくる”について話したので、Aメロ前で「ウチくる?」と叫んでしまった。
ここだけ見るとコミックバンドである。いかんいかん。
コミックバンドにならないギリギリの所を歩かなければ。
“STAY”でのメンバー紹介も無事に終了。
「メンバーも色々考えてるんやなぁ~」と思った(練習じゃやらない事をやるのだ、良いのか)。
最後の曲は“Associate”、毎度の事ながらあっという間の30分である。
やる前はあんなにキンチョーしてるのにね。
そんなこんなで今回も温かいお客様に見守られたライブは無事終了した。

五番手は“0100E”。浜松からの参戦である。
全てのシナジーに参加している唯一のバンドである。常連である。
この間ギターが辞めてしまったらしく、スリーピースになっていた。
ここはリズム隊が女性で、しかも安定したプレイを見せてくれるのだ。素晴らしい!
一曲目にBOOMの“中央線”をやったのにはビビッタ!良いっ!!
“0100E”の楽曲はなんちゅ~か変化球で、ロックな感じで、勉強になるのだ。
Vo・Gの“モリシタくん”のキャラがナイスなのだ。
声色変えたり、ギターかき鳴らしたり。面白いのだ。
今回も終始“0100E”の独特な世界観をかもし出してくれた。

そして、最後の登場は“H-kid's”。
7年間の練習の成果を見せる時が来たのだ!
“わくちん(Vo・G)”は緊張をほぐす為か酒を飲んでいるようだ、、顔が赤い。
“あっき~(Dr)”“なつめっち(B)”とライブするのも1年ぶりである。
本当はKeyに“もっち~”がいるのだが、今回はお休みなのだ。
“もっち~”の為にも初ライブを大成功させねば。
そして僕は何故か七三メガネでステージに上がっていた。メガネは“ほっすぃ~”に借りた。
メガネをかけてステージに立つと、何か“ほっすぃ~”の気持ちが少しわかった。
“H-kid's”で僕はほとんど歌わなくて良いのだ、この自由の翼を使ってハッスルしまくってやるっ!!

“わくちん”のギターが炸裂する!

H-kid'sの記念すべき初ライブスタートです!!
目の前では“たくや”と“白石さん”がかぶり付きで見ている。少年のような眼差しで、、
2曲目の“POISON”は”なつめっち”のイカシタベースから始まるのだ。
そしてこの曲には僕のギターソロがあるのだ。
そこで僕は生まれて初めて“ステージの前の柵に足をかける”をやった。
感動した、、出来そうで出来ないこの動き。癖になりそうや、、
次は“さらば青春の光→メリーゴーランド”である。
この辺は曲を知っている人も多いだろう。
布袋コピー最後の曲の“GLORIOUS DAYS”では“わくちん”と僕で布袋ステップをやった。
前日にやろうと決めたのだ。いや~、面白かった。
布袋コピーは終了し、ここからオリジナルに突入する。
まずはシナジーパワーのテーマ“The Power of Synergy”だ。
「ザッパー、ザッパー、ザッパー」←これである。
各メンバーのソロも無事こなし、そして再び、、
「ザッパー、ザッパー、ザッパー」←これである。
次に“M→リアル”へと移る。
この辺で僕は体力を使い果たしていた。調子に乗って飛び跳ね過ぎたようだ、、
最後は“route276”だ。僕のバースディソングある、照れる。
“亀山”とか“フレックス”とか、ヒジョーにローカルな歌詞が飛び交うのだ。
皆にはわからないと思うけど、、ま、いいか。
そして、終始ノリと勢いで押し切った初ライブは終了した!万歳!

“シナジーパワー2003”。今回も大成功である。
そして今回も“わくちん”は肩の荷を下ろし、顔を緩めるのだ。
打ち上げも楽しかった、ライブの後のビールは美味いねぇ~。
「次回は昼間から始めるぞ~!」と、
とんでもない事を口走っていた“わくちん”の目は血走っていた。
あっ!?
ふと気付いたら“そら壱”ではなく“H-kid's”のライブレポになってしまった!
ま、いいか。記念だし。
それに、、

次のH-kid'sライブは7年後やから、、

文:なる
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