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「まほろ駅前多田便利軒(三浦しをん)」を読んだ

僕は有名な本とか名作とか、そういう情報をあまり持っていないので、

ジャケ買いならぬ、オビ買いをします。

帯になんやら書いてあるんすよ、「全米が泣いた!」とか「早く人間になりたい!!」みたいなことが。
それを見て適当に選んでいます。ま、帯には良い事しか書いてないんですけどね。
で、今回は「直木賞受賞作!」って書いてあったので買ってみました。「直木賞」とか「芥川賞」の本を今まで読んだことなかったので、初直木賞ということになります。初木賞です。



三浦しをんさんの「まほろ駅前多田便利軒」という本です。
便利屋の主人公のもとに同級生が転がり込んで来て、色んなゴタゴタが起こるストーリーです。「直木賞」がどうとかはよくわかりませんが、とてもテンポが良かったです。台詞も面白くて笑っちゃう場面も何度かありました。
「感動する」とか「泣ける」って内容ではないのですが、切ないシーンがありつつも終始楽しく読めました。さらっと読める感じですね。

設定が便利屋なのですが、現実の便利屋ってどうなんすかね?あんま聞いたことないっす。
そういえば、子供の頃近所に「ベンリー」ってスーパーがありました。店内がやたら寒いのが特徴で、実際”便利”だったかは疑問です。
そもそも「コンビニエンス」が”便利”って意味だから「ベンリー」はコンビニの先駆けだったのかもしれませんね(当時僕の地元にコンビニという概念はありませんでした)。

そんなスーパー「ベンリー」が登場するかもしれない「まほろ駅前多田便利軒」、皆さんも良かったらチェキラしてみて下さいね☆

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