「映画観たけどさ、やっぱ原作の方が面白いね。」
何度かそんな台詞を聞いたことがある。
僕はその台詞の裏に「自分は原作を読んだんだぜ、どうよ?」という優越感が含まれていると感じ、ちょっと嫌だった。
そう、昨日の夜までは・・・
■アヒルと鴨のコインロッカー(伊坂幸太郎)
「グラスホッパー」が面白かった伊坂さんの作品です。ジャンルはミステリー、僕はミステリーハンターさながらにページをめくるのでありました。
これも面白かったです。最後はねるとんで言うところの”大どんでん返し”をくらいましたよ。そんで読み終えた後はちょっと切ない気分になりました。後味悪い感じです、面白いんですけどね。
で、この作品は映画化されていたので、TSUTAYAに行って借りたとです、ヒロシです。
僕が読書に目覚めたのは今年の5月。
今まで原作を読んでから映画を観るという体験はしたことがありませんでした。初体験です、ロストバージンです。
ドキがムネムネしながら部屋の電気を消し、「金麦」をお供に映画鑑賞スタートでございます。
2時間後・・・
ふぅ~
(」゚∀゚)」ゲンザク ノ ホウガ オモシロイト オモイマシター
いやぁ、映画は映画で面白いと思うんですけど、やっぱりあっさりしているというか、説明が足りないというか、、
ま、映画は時間的な制約があるからなー。
実はこの作品以外にも原作を読んだ映画をあと2本借りてきてるんです。
今夜も時間があれば観ようと思うんですけど、やっぱ感想は一緒なのかなぁ??
「映画観たけどさ、やっぱ原作の方が面白いね。」
やっぱりそうなっちゃいます?