あめゆじゆとてちてけんじや

「それでは、後は若いお二人にお任せして。私たちは、ねぇ?」

そう言って、誰よりも会話の主導権を握っていた婦人は席を立った。

沈黙を破ったのは彼女の方だった。

「あのぅ、ご趣味は?」

ありきたりな質問に辟易したが、ここは大人の対応で。

「強いて言うなら読書ですね。」

彼女の目が輝いた。
どうやら私はパンドラの箱を開けてしまったらしい・・・

「まぁ!私もですの!どのようなご本を読まれますか?ヘミングウェイですか?シェイクスピア??あぁ、ゲーテも捨てがたいわぁ!!」

また母さんに叱られるな・・・
そう思いながら私は”ビートたけし”のものまねを交えて彼女に言い放った。

「ジョジョの奇妙な冒険です。」

そして私たちは結婚した。
## おわり(´□`。)ナンダコレ ##

いいかいキッズの皆!
趣味が読書・音楽鑑賞・映画鑑賞っていう人は大半が仕方なくそう言ってるだけなんだ、だからあんまり話しを掘り下げちゃダメだぞ!それが大人の世界だよっ!
ということで、今日はご本の紹介です。

宮沢賢治

宮沢賢治の作品集を読みました。
僕が読む本は今時のナウい小説ばかりだったので、ここは巷で言われる「文学」を読んでみようと思い宮沢賢治をチョイスしてみました。
この本には「風の又三郎」とか「注文の多い料理店」「セロ弾きのゴーシュ」、クラムボンが登場する「やまなし」など、メジャーどころが収められておりました。
タイトルの”あめゆじゆとてちてけんじや”は「永訣の朝」に出てくる妹の台詞でございます。”雨雪を取って来てください”って意味です、この「永訣の朝」は泣けるぜー。

さて、本を読んだ感想はですね・・・

先生の解説が必要だと思いました。

まず東北の方言が出まくりなのと、旧仮名遣い(歴史的仮名遣い)なので、読むのがモー大変!
けふ→今日
てふてふ→ちょうちょう
ブーブー→車
意味がわからないものも多々あり、読むのに相当時間がかかりました。
そして、ストーリーの内容はかなりメルヘンなものが多く、「何を伝えたかったのか?」「何が言いたいんだー!」と思うものもありました。
読んだ後に、ネット等で解説などを見て「そういうことだったのかー」と納得。求ム、国語ノ先生。

印象に残ったのは「よだかの星」と、「あすこの田はねえ」という詩の一節。
作者がキッズたちに対して送った言葉でございます。なんかグッときたんで、引用しまっせ!

↓引用ここから↓
「あすこの田はねえ」より

これからの本統の勉強はねえ
テニスをしながら商売の先生から
義理で教はることでないんだ
きみのやうにさ
吹雪やわづかの仕事のひまで
泣きながら
からだに刻んで行く勉強が
まもなくぐんぐん強い芽を噴いて
どこまでのびるかわからない
それがこれからのあたらしい学問のはじまりなんだ
ではさようなら
 ・・・雲からも風からも
 透明な力が
 そのこどもに
 うつれ・・・

↑引用ここまで↑
最後の独り言のような祈りにも似た言葉が素敵やん。

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