ロマンティックは聞くと赤くなる

「ヒューヒューだよ!!」
「かんちっ!!」

僕は思春期がジュラ紀よりも遠い昔に感じる34歳男性。月9に胸キュンしていたのは、まだ上野動物園にパンダがいたころの話です。
そんな僕が本を選ぶ時の基準は、、
1.本屋のポップの言いなり(オススメ!とか書いてある)
2.お気に入りの作家さんの作品
3.なんか聞いたことのある作家さんの作品
これらに該当するものを買うわけですよ。で、今回は3のパターンで選んでみました。

■眠れぬ真珠(石田衣良)
眠れぬ真珠|石田衣良

「池袋ウエストゲートパーク」で大人気の石田衣良さんの作品。「有名な作家さんやし、いっぺん読んでみよっか!」みたいな感覚で購入。前情報があると嫌なので、裏表紙の「あらすじ」等をチェックせずに読み始めました。

ふむふむ、主人公は中年の女性かぁ・・・
お、17歳も年下の青年が登場したぞ・・・
次第に惹かれあっていく二人・・・
ん?これってまさか・・・

恋愛小説やーーん(´□`。)

いやーん、恋愛小説とか読みたくないのにー!大きなヘビとか、大きなタコが出てくるようなストーリーが好きなのにぃー!!
とは言っても、買ってしまったものはしょうがない。最後まで読んでみよう。うん、そうしよう。
↑この時点ですでに引き込まれている↑

完全に大人の恋愛小説でした。セックスシーンもたっぷり出てくるので、その間キッズの皆はリフティングでもしててね!!
中年女性が忘れかけていた恋愛をすることで成長していくって内容。ストーカーなども出てきて手に汗を握りましたが、34歳男性は終始胸キュンすることはありませんでした。
きっと女性、とくにアラフォー女性が読むと共感すると思いますよー。

さてと・・・

「キッズの皆とリフティングしてこよっと!」


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