2003.02.09 渋谷GIG-ANTIC
やって来ました、そら壱初ライブ!!
場所は皆の憧れ日本武道館!! と言いたいところであるが、
僕にはそう見えた“渋谷GIG-ANTIC”である。
メンバーが揃ったのがライブの約一ヶ月前だったので、
少ない練習でメンバーには色々と苦労をかけてしまった。
特にキーボードの“ほっすぃ”は入ってすぐライブだったので大変だったと思う。
そんな皆の頑張りで初ライブを迎える事が出来た。
ありがとう皆!ありがとう俺!!

当日待ち合わせ場所に着くと、既に“たくや”と“ほっすぃ”が 相対性理論について熱く語り合っていた。
そして、お約束の時間ギリギリで“あゆっち”がムーンウォークで華々しく登場した。
どうやら皆はあまりキンチョーしていないようだ、、
はっ!まさか今日ライブをやる事を忘れているのでは!?
いやいやそんなはずは、、いや待てよ、、
そして僕は皆を疑いの眼差しで眺めつつライブハウスへ向かった。

リハの時間が押していたので
僕らは喫茶店で英語の勉強をしてから再びライブハウスへ向かった。
リハは出演者達に見物されるのでキンチョーするのだ。
しかしながら、僕は中二の時に“キンチョーしてなさそうに見える” という能力を身に付けているので安心である。
あの時僕が息子をギュッっと握り締めていた事実を誰も知るまい。
本番までの時間を松風の二人を交えてファミレスに行った。
僕は飲みたくもないトロピカルティーを飲みながら、
ニワトリが先かタマゴが先かを激論しながら出番を待った。

「おかみさん、時間ですよ!!」

さぁ、いよいよ本番であります!
一曲目はそら壱のテーマソング「目指す男」である。
演奏が始まると照明がこれでもかと暴れだす。
僕の目の前にはそんな照明に見え隠れしながら、
愛すべき仲間たちが孫のピアノの発表会を見に来た祖父母のように見守っている。
ヒジョーに心強い、この瞬間が幸せでたまらない。
生きてて良かった。
MCで文字通り小さな笑いを取り二曲目に突入する。
この時点で僕は考えていたMCの内容を忘れていたのだ。あちゃ~。
次は「Thursday」と「Fly」である。
「Fly」はライブの直前までアレンジを変えまくり、 そら壱メンバーの脳のシワを増やした曲者だ。
しかしその悩める時間はそら壱にとってとても尊い時間だった、それが今実を結ぶのだ!
そして、演奏もナイスな感じで上手くいった。
僕がスクールウォースの滝沢先生なら号泣しているところである、 良かった滝沢先生じゃなくて。
次のMCでメンバー紹介をした。
するつもりはなかったのだが前述通り考えていたMCを忘れてしまった為である。
メンバー紹介は別にしなくていいよ~と半笑いで言っていたメンバーだったが、
案外嬉しそうだったので何よりである。むふ。
「必要十分条件」を経て~、最後の「マイナスプラス」の前フリに入る。
“あゆっち”が派手にドラムを叩き始める、いい感じである。
練習ではあんなに控えめだったのに、、
次に“たくや”のベースがズンズンズンと入ってくる、ノリノリである。
そして“ほっすぃ”のキーボードがジャストなタイミングで入る、フリフリである。
何かバンドって感じがした。スバラシー!!
最後のMCを済まし「マイナスプラス」に突入、演奏も無事終了した。
あっと言う間の30分だった。光陰矢の如し、動かざる事ジャマの如しである。

その後の打ち上げではアゴが勇になるくらい笑った。 ヒジョーに楽しかった。
そして禁煙していた僕は一服をして、“百害あって一利有り”の極意を改めて知った。
“たくや”はラーメンを、“ほっすぃ”はお酒を堪能する事が出来たのだ。
そら壱はライブへの決意の現れとして好きな物を断っていたのだ!
偉いぞ!そら壱!!
ん?“あゆっち”は何を、、
こんな感じでライブは無事成功した。
新たな課題は山積みではあるが、一つの結果を得る事ができたのである。
それにしても久し振りのライブレポだったので小冊子ができるくらい書き殴ってしまった。

このライブは新たなスタートだった。
色んな事が重なり合って今日があるのだ。
多くの人達に励まされ勇気付けられながら今日を迎えたのだ。
そんな皆に恩返しする為に、もちろん自分の為にも張り切って頑張るのです!

そら壱です。
どうぞよろしく。

文:なる
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