昨日と今日の話 詞・曲:なる
そうだ思う通りの日々を夢見て僕は
暗いトンネル 小さな灯り
"君がそばにいるね"
僕は前だけ見つめ 想い声に出さずに
変わらぬ世界が広がる事を
当たり前と決めつけては今日を終える
どうやら僕は夢を見ていたね
笑顔の君がどこにもいないんだ
今日から僕は君を忘れて
時の流れに目を伏せては
過去を顧みて 僕は置き去りに
とても綺麗な景色 創りかけの曲とか
他にもまだまだスタンバイ済みさ
"君へのプレゼント"
何もなかったように過ごす事ができずに
いつか離れたタバコに手を出し
煙と共に君が消えていくよ
昨日咲いてた花もいつかは
枯れちゃう事に気付かないフリしてた
予想以上にダメージがでかい
爆音ギターかき鳴らせど
かき消せずに ため息
やがて僕は顔を上げて歩き出すね いつも通り
だけど今はほんの少し 覗かないでおいてよ
心が溶けて雫になった
名前はナミダ 時に僕を惑わす
今日は昨日の何をまたいだ?
僕の中身は別モノだよ
「されど、陽はまた昇る」
今日が昨日で 明日が今日で
呼び名は同じだけど別の世界だ
タイムマシンを手に入れたならば
昨日の僕に託けるよ
「だから、陽はまた昇り、君を照らす」
何かしらの変化を抱えて明日はやってくる。それが不本意な変化であってもだ。「明日が来なければ良かったのに」と気付くのは、明日が今日になってからである。