バンドマンの楽園「音楽スタジオ」。
スタジオにはアンプやドラムセットなど、バンド演奏する機材が全て揃った夢の国でございます。○ィズニーランドよりも盛り上がるスポットですね♪
ここでは、そんなスタジオ練習でよくあるケースを紹介していきたいと思います。週1でスタジオに入っているけど、思うようにレベルが上がらないとか、メンバーのモチベーションが低いとか。色んなことで悩んでいると思います。
個人的な意見になりますが、バンドマンの皆様の参考になれば幸いです。
・スタジオ練習でヴォーカルが聴こえにくい
・各楽器の音量バランス
・チューニングの重要性
・褒めて伸ばしてモチベーションアップ
・スタジオ練習は録音しよう
バンドのスタジオ練習でよくあるのが、ヴォーカルの声が聞こえないケース。ミキサーのボリュームはMAX、ピーピーとハウリングが起こりまくり・・・あるある。
ヴォーカルはモニタリング、自分の声が聴こえないと音程が取りにくくなってしまいます。また、無駄に大声で歌うことでピッチが狂ったり、喉を痛めてしまう危険性も秘めています。
まず、ヴォーカルさんはスピーカーの音が拾いやすい立ち位置を意識して下さい。
あとはマイクに近づいて歌う、マイクの頭部分を握らない(ハウるので)、ミキサーのEQで低音域をカットしてやる、などなど。聴こえやすくなるよう色々と試してみましょう☆
もちろん、発声・日頃のケアなど、自身の鍛錬も忘れちゃダメです。
そして楽器隊の皆さん!そう、あなたの事です!!自分の気持ち良い音量でガンガン演奏してませんか?特にギタリストの方(僕も然り)。
アンプを通して爆音で演奏するのは本当に気持ちが良いのですが、バンドのアンサンブルを考えたらNGでございます。
各楽器の音量はドラムを基準に合わせましょう。ワイがワイがの精神では、いつか友だちがいなくなりますよ♪そしてアンプの向きなども注意して、ヴォーカルさんに直で音がぶつからないように心掛けましょう。
ま、スタジオは狭いので限界はあるかと思いますが、その辺のことを気に掛けるだけでバンドとしてのまとまりも向上すると思います。
ギター・ベースなどの弦楽器の皆さんは、小まめにチューニングしましょう。面倒臭いと思いますがとても重要なことなのです。
「チューニング?そんなのロックにかんけーねーよ!!」と言ってるそこの若大将!チューニングなめたら火傷するよ!
ヴォーカルのピッチのズレの原因は、あなたのギターにあるかもしれません!何かしっくりこないバンドアンサンブル、その原因はあなたのベースにあるかもしれません!
1曲ごとにチューニングをする必要はないと思いますが、普段からマメにチューニングする癖をつけましょう。もちろん、ライブの時も!
ミスタッチとか、構成を覚えていないとか。人は失敗部分にはより敏感に反応し、「家で練習してきたのか?」「ちゃんと聴き込んできたのか?」「DSばっかやってるんだろ!」などと苦言を呈し、雰囲気も悪くなる・・・あるある。
ミスを指摘することは重要だと思います。ただ、そればっかりでは人は伸びません。逆に萎縮してしまい思うようにプレイできなくなるケースも。
ので、改善点を指摘しながらも、良かった部分を褒め合うのです。「あのリフかっこいいね!」「コーラスが綺麗にハモってたね!」「腰の動きがエロいね!」とか(笑)、褒められて嫌な気分になる人はいません。ほとんどの人は”褒められて伸びる”タイプです(僕を含む)。
特にリーダーは毎回の練習で「一人、一回は褒める」と決めて臨んで下さい。そう心掛けることでメンバーの演奏をしっかり聴くようになり、気付くとバンド全体のレベル・モチベーションの向上につながると思います。
ただ漠然と演奏して、その場だけで意見を言って終了〜、ではもったいないです!スタジオ練習は必ず録音しましょう!
大事なポイントはバンドの音を”客観的に聴くこと”です。演奏中は良い感じでも、実際聞いてみるとそれほどでもなかったりします(笑)。やはり演奏中はある意味で興奮状態なので冷静な判断は難しいと思います。そこで、面倒でも毎回の練習内容を録音して聴き返すことが重要になってきます。
あまりに酷い演奏で聴きたくないって気持ちも痛いほどわかりますが(苦笑)、聴いていくうちに反省点・改善点が出てくると思います。そして、その練習音源を「メンバー全員で共有」すること、リーダーだけが聴いてるだけじゃダメですよ!
■H2 Handy Recorder
便利なハンディータイプのレコーダーもおススメです。PCに繋いで簡単に練習音源を取り込むことができます。僕も愛用しております(笑)。
これは録音範囲の角度が設定できるスグレモノ。90度、120度、なんと360度のサラウンド録音も可能です。自然音などの録音にも向いております。家で曲ができたら速攻録音!
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