劇団そら壱 ~後編~

で、「演奏も頑張る」ってことになるのよ。
それまでも演奏に手を抜いてたわけじゃないんですけど、より演奏を意識していくといか。各々の技術も然り、アンサンブルも然りで。
楽曲は主に僕がやってましたが、アレンジとかはほとんど”たかあき”がやってました。身内を褒めるようでアレなんすけど・・・
そのアレンジが凄く良いんですよ。彼はギターを弾く技術はもちろん高いんですけど、僕がそれ以上に彼の良いと思うところはアイディア・発想なんです。面白いフレーズとか音使いとか。「才能あるなぁ~」と嫉妬しておりました。アンサンブル面でも「こうした方が良い」と色々と意見を出してくれて、日が経つにつれ演奏も良いグルーヴを出せるようになりました。
そして、音源もたくさん作りました。知ってる人は皆無であろう「ノンフィクションズ」とか、「早口言葉」の曲とか(笑)。「ライブハウスのうた」も音源化したんですよねぇ~。あの曲は練習中に適当にセッション(?)して出来たんです。”たかあき”は適当に僕がギターを弾くといつも勝手に歌詞をつけて歌ってました。その歌詞の内容がくだらないんですよ(笑)。ま、面白かったんですけど。
で、『劇団かぶれ』も発表して、イベントもやりました。色んな活動を通してイカシタバンドマン・バンドガールにも出会えました。みんな色々抱えつつも頑張ってて、悩みつつも前に進んでて、キラキラ輝いておりました。そんな姿に何度も励まされ、自分も頑張れたと思います。感謝です。
また、毎度ライブに足を運んでくれたり、応援してくれた皆様には頭が上がりません。ありがとうございました。音楽を始めてから「感謝」する機会がすごく増えました。25歳で脱サラしてバンドやって、心無い言葉に悔しい思いをした事もありました。お金がなくてライフラインがライフラインじゃなくなった事もありましたが、ぎゅっと息子を握り締めながら頑張ってきた甲斐がありました。
「音楽」やってて良かった。
「音楽」が僕に繋げてくれたモノは、かけがえのないモノばかりで。今の僕を形成するほとんどは「音楽」が出会わせてくれました。これからもどんな「出会い」があるのか楽しみです。
僕も”たかあき”もそれぞれの道に進んでいきます。平坦な道でないことは明らかで、楽しい事よりも辛い事の方が多いと思うけど、今までの経験を生かして頑張っていきたいと思います。
やれないんじゃなくて、やらないんだ。
「やる」か「やらない」かだ。
おいおい、じゃーどうする?どうする俺のキンニク?
やるのか?やらないのか?
「やるっ!!」
って事で、
今まで応援ありがとうございました。
これからもオーウェン宜しくお願い致します(゚ー゚)/アザーッス


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