祝福ビンゴと僕の右手

4/4は友達の結婚披露パーティーへ行って参りました。
10年ぶりくらいに会う友達がたくさん、部長並に落ち着いた風格になってる人も。
「なるは変わらんなぁ」と言われましたが、、、

脱いだら絶句するぜ！！

と思いつつ、ビールを注ぎ合いました。


宴がたけなわになってくると始まるのが

SO、ビンゴゲーム！！

「当たった試しがないぜっ！このやろー！！」
そう思いながら、お告げのようにアナウンスされるナンバー。

僕の周りからは･･･
リーチ！！
こっちもリーチ！！
それポンっ！！
などと声がかかる。

豪華賞品は見事に他人の手に渡り、残りわずかとなったころに僕に奇跡が訪れるのです。

「スーパーリーチ！！」

普通のリーチと何ら変わりはないが、僕はそう叫びながら立ち上がるのであった。
そして次のお告げナンバーは、、43！

キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ！！

リーチ一発やで！！

そして、ドラフトで野茂英雄を引き当てた仰木監督の如く、
僕は賞品名が書いてあるクジを全力で引いたのです！！

【父さん、僕は2009年度の運を全て使い果たしていたようです】

当たりました。
消しゴムみたいな消臭剤。


限りなく残念賞に近いこの消臭剤よ、、
においと一緒にこの苦い思い出も消し去っておくれ！！

そして、結婚披露パーティーは温かい祝福ムードの中、幕を閉じた。
出口では新郎・新婦が参加者に御礼の挨拶をしている。
「末永く末広がりでお幸せに」と告げた半笑いの僕の右手には、

しっかりと”大きめの消しゴム”が握り締められていた･･･

（めでたしめでたし）